【小樽再発見の旅】重要文化財カフェ 第3回・第4回を実施いたしました!
2024年11月10日(日)に、【小樽再発見の旅】重要文化財カフェ(第3回・第4回)が実施されました。
【本事業の目的】
国内有数の観光地として認知度が高い小樽市。
しかし定番の観光スポット(運河、観光商店街)を短時間で訪問し、別エリアに移動する通過型のマスツーリズムが中心となっています。
本事業では、近年の地域型日本遺産認定事業等により発掘された、観光客にあまり知られていないが市民に愛されている魅力的な建物や、
地元ならではの「小樽めし」、商店街の職人体験等を体験型観光コンテンツ化。
知られざる「ホンモノの小樽」の魅力を再発見し体感できる高付加価値まち歩きの新規造成ツアーです。
【重要文化財カフェについて】
昭和2年に竣工した旧三井銀行小樽支店。
鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物には、花崗岩を積み上げ石造りを模した外壁や、吹き抜けの回廊、金庫室などが、ほぼ建築当時の雰囲気を残し整備して公開されています。
この空間を多くの方に楽しんでいただくために期日限定のカフェとして公開しました。
重要文化財カフェ第1回・第2回は2024年9月21日(土)に開催されました。
第1回・第2回の様子はこちら。
重要文化財カフェ第3回・第4回が開催される前、11:00〜12:00には本間哲平氏によるプレミアムセミナーも開催されました。
本間哲平氏によるプレミアムセミナーの様子はこちら。
重要文化財カフェ第3回・第4回は、各回開始20分前より受付が開始され、
第3回は13:00〜14:25に、第4回は15:00〜16:25に開催されました。
司会の笠原 寿仁氏よりプログラムが進行され、本企画 地域再発見コンテンツ造成実行委員長の中 一夫氏からご挨拶をいただき、
また本企画 実行委員・コーディネーターの橋本 喜生子氏より事業の紹介がありました。
その後、ピアニストの永沼 絵里香氏よりピアノ演奏が開始され、参加者にコーヒーとケーキが提供されました。
当日のコーヒーは「アルケミストコーヒー」バリスタ川原 英佑氏によるコーヒー、
ケーキは「トーイズスウィート」パティシエ清水亮平氏によるケーキが配膳されました。
参加者は旧三井銀行小樽支店・歴史的建造物の荘厳な雰囲気を味わいながら、美しいピアノの音色に包まれ、
コーヒーとケーキに舌鼓を打ち、贅沢なティータイムを楽しみました。
プロジェクションマッピング後、旧三井銀行小樽支店 最後の支店長である本間 哲平氏をお招きし、司会とのセッションを行いました。
当時の小樽と旧三井銀行の立ち位置や歴史、本間氏による秘話や当時の旧三井銀行がどのように使われていたのかなど、非常に貴重なお話を聞かせていただきました。
当日は、第3回26名・第4回25名の参加者様にお越しいただき、期日限定の旧三井銀行小樽支店 特設カフェをお楽しみいただきました。
参加者の皆様ならびに、会場を提供してくださった公益財団法人 似鳥文化財団様、特設カフェの運営に携わってくださった関係者様に厚く御礼申し上げます。
こちらの重要文化財カフェをもちまして、「小樽再発見の旅」すべての事業企画が終了いたしました。
本事業「小樽再発見の旅」は、人気観光地ながら通過型観光の傾向が強く、潜在的な魅力が十分認知されていない小樽に新たなコンテンツを生み出し、
「観光客にはあまり知られていないが市民に愛されている」小樽の知られざるホンモノの魅力を再発見し体感できる事業企画を展開してまいりました。
9月からスタートした本事業では、魅力的な建物や歴史的建造物、地元ならではの「小樽めし」、商店街の職人体験等、
初めて小樽市民が愛する「ホンモノの小樽」を体験型観光コンテンツ化し、持続的な高付加価値まちあるきツアーを実施することができました。
本事業で造成した高付加価値まちあるき体験ツアーさらにブラッシュアップし、今後も市内外の皆様に小樽の魅力を提供できるようこれからも尽力してまいります。
参加者の皆様と関係各位に、改めて心より御礼申し上げます。