2024年9月8日(日)に、【小樽再発見の旅】まち歩きDコース「職人のまち 体験ツアー」が実施されました。

【本事業の目的】
国内有数の観光地として認知度が高い小樽市。
しかし定番の観光スポット（運河、観光商店街）を短時間で訪問し、別エリアに移動する通過型のマスツーリズムが中心となっています。
本事業では、近年の地域型日本遺産認定事業等により発掘された、観光客にあまり知られていないが市民に愛されている魅力的な建物や、
地元ならではの「小樽めし」、商店街の職人体験等を体験型観光コンテンツ化。
知られざる「ホンモノの小樽」の魅力を再発見し体感できる高付加価値まち歩きの新規造成ツアーです。

当日13時から、参加者11名とツアースタッフ、まち歩きプレミアムガイド・セミナー講師の塚田 敏信氏と共に、小樽駅からまち歩きを開始いたしました。
この日は晴天に恵まれ、雲ひとつない青空の下で、塚田氏の解説を挟みながら、小樽のまちを散策しました。

当日のコースは、
小樽駅→龍宮神社→小樽梁川商店街→小樽都通り商店街→小樽サンモール一番街商店街→
→おたる屋台村レンガ横丁→花園銀座商店街→小樽公園通り商店街→
→旧小樽無尽(株)本店 といったコースで、商店街文化を肌で感じることができました。

「小樽都通り商店街」については、商店街内にある「ZIPスズキ（洋品店）」を営む商店街理事長の鈴木氏から、商店街の説明をいただきました。
当日は「小樽アニメパーティー2024」も実施されていたため、盛況で賑やかな商店街を体験することができました。

まち歩き後、旧小樽無尽(株)本店で職人体験を行いました。

今回の職人体験では、自分の作った物を持ち帰ることができ、
他の参加者からも、「難しかったけど楽しかった」「自分で作った物を持ち帰れて嬉しい」などの声が上がっていました。

当日は30度の真夏日の中、まち歩きと職人体験を実施し、参加者の高揚冷めやらぬ中 ツアーを終了することができました。
参加者11名様をはじめ、塚田先生やスズキ洋品店の鈴木様、職人体験を行っていただいた職人の皆様ならびにご関係者様、誠にありがとうございました。

ツアー内では、小樽の歴史を振り返るとともに、商店街と職人が密接に関わっていることを知り、体感することができました。
小樽市民が長年大切にしてきた「小樽のまち」に眠っている歴史や職人の想いを感じ、
「小樽」が市民や職人の力によって発展し、今の「小樽」というまちが作られていることを、ツアー参加者も実感していました。
代々受け継がれてきた職人の伝統技術が小樽の未来も作り続けていることを、ものづくり体験を通して垣間見ることができた今回のツアーのように、
今後もこれらの小樽の新たなコンテンツを観光資源として活用していくことを追求していきます。

今回のまち歩きプレミアムガイド・セミナー講師の塚田氏は、「小樽再発見の旅」のCコースでも講師を務めます。
また、Aコース・Bコースでは、小樽商科大学 客員研究員・おたる案内人マイスターの高野 宏康氏がセミナー講師として小樽のまちを案内します。
興味のある方は、「小樽再発見の旅 公式ホームページ」より詳細をご確認ください。
（※ 定員に達したため、受付は終了しました）

また、同企画内で行う、旧三井銀行小樽支店で贅沢なティータイムを味わえる「重要文化財カフェ体験」も、参加者を募集しております。（※ 定員に達したため、受付は終了しました）

知られざる「ホンモノの小樽」の魅力を知りたい方は、ぜひ奮ってご参加ください！
皆様のご参加を心よりお待ちしております。