イラストレーター
たかた のりこ さん
 天狗山の麓、緑に囲まれ遠くに小樽港が広がる−。たかたのりこさんがこの場所にアトリエを構えたのはつい最近のこと。たかたさんは札幌北高等学校を卒業後、印刷会社での版下制作、デザイン会社でのカット画などの仕事を経て独立し、道内外で幅広く活曜するイラストレーターです。  子供や、花や森などの自然をテーマにしたたかたさんのイラストは、たくさんの人の心を捕え、高い評価を得ていますが、中でも注目されたのは1997年に出版された「月と太陽と子どもたち」(原子修著)と「ピリカコタン」(中井貴恵著)の挿画。  自らが母親として子供を見つめてきた深い愛情や、ひと言では言い尽くせない人生の経験がパワーとなり作品に表現され、たくさんの人を魅了させているのでしよう。
たかた のりこさんプロフィール
1947年 北海道江別市生まれ
1992年 アルビレオ工房(イラスト、グ     ラフィックデザイン)設立
1997年 中井貴恵著「ピリカコタン」原     画展 ギャラリー銀座アルトン、     ヴィダールにて開催
     ユニセフ50周年記念 原子修著    「月と太陽と子どもたち」挿画担当
1998年より小樽市在住