◆ 朗読劇「小樽を見つめる」ダイジェスト

◆ 朗読劇「小樽を見つめる」

◆ 脚本:高橋 聡
◆ 舞台指導:北脇 一徹
「小樽を見つめる」とは
キャスト
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日本遺産って何

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文化庁では、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群を、総合的に活用する取組みを推進しています。

  • 二つの日本遺産「北前船」「炭鉄港」と、
    三つ目を目指す「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」

    これまで小樽市では、複数自治体との連携による「北前船」と「炭鉄港」の二つのストーリーが日本遺産の認定を受けています。さらに、2019年に小樽市日本遺産推進協議会を立ち上げ、小樽市単独の日本遺産の認定を目指し、本公演の主題である「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」のストーリーが完成しました。

  • 「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」の「本認定」に向け
    みんなで一緒に盛り上げよう!!

    「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」のストーリーは、2021年に文化庁より日本遺産「候補地域の認定」を受け、現在、2024年の「本認定」に向け官民一体となって取り組んでいます。候補地域の認定のもと取り組む3年間は、いわば日本遺産の試験的運用期間。この間の活動が本認定に向けた評価の対象となり、本公演のテーマである「次世代への伝承」のほか、「ストーリーの磨き上げ」、「人材育成」、「旅行商品の造成」などの活動の成果が問われることになっています。
    市民一体となって「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」の活動を盛り上げましょう!

北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽

北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽

日本遺産候補地域「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」ストーリーの概要

かつて小林多喜二は、明治以降に、港と鉄道の大動脈により発展していく小樽を北海道の『心臓』と表しました。北日本随一の商都に発展した小樽は、未来を夢見た人々や財を成した資本家の「民(たみ)の力」でまちをつくりあげてきました。
高度経済成長期に衰退する小樽に、荒廃した運河を埋め立てて道路にする計画がつくられます。失われていく「まちの記憶」を守るために新たに動き出す「民の力」。「小樽運河保存運動」を契機に歴史的遺産をまちづくり観光に活用・再生につなげ、日本のまちづくり運動の先駆けとなった小樽市民の物語です。
北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽

◆ 構成文化財それぞれのストーリー(抜粋)

  • 構成文化財

    天狗山からの眺望(小樽港)

    小樽港を一望する景観。近代初頭の北前船交易からはじまり、石炭輸送の拠点港となった。階段状にせりあがった独特の地形と、かつての商都小樽を一望できる景観。

  • 構成文化財

    旧手宮鉄道施設

    明治18(1885)年ほか。石炭輸送のために建設された幌内鉄道にかかわる施設群。日本の近代化を支えた北海道の石炭はここから全国に運ばれた。

  • 構成文化財

    旧手宮線散策路

    明治13(1880)年に部分開業した幌内鉄道の一部。小樽が物流の拠点として成長するきっかけとしてだけでなく、日本の近代化を支え続けた線路。軌道を残したまま整備をしている。

  • 構成文化財

    日本銀行旧小樽支店

    明治45(1912)年、工部大学校一期生であり、当時の日本建築界のリーダーであった辰野金吾らが設計した。金融の面でも北日本の中心となった小樽の象徴的存在。資料館として公開中。

  • 構成文化財

    旧三井銀行小樽支店

    明治2(1927)年、工部大学校一期生の曾禰達蔵の建築事務所が設計。工部大学校一期生のうち3人の作品が存在する唯一の地方都市であることは、経済都市としての繁栄を物語るもの。

  • 構成文化財

    色内銀行街

    明治末から昭和中期。10件の建築から構成される半径500メートルの範囲に銀行建築が立ち並ぶ景観は、全国的にも小樽でしか見ることができない。

  • 構成文化財

    運河完成後の倉庫群

    大正後期の倉庫群3件。運河完成後に建設された木骨石造もしくはRCの倉庫群。運河とともに歴史的な景観を形成している。商業施設として公開。

  • 構成文化財

    旧北海製罐倉庫㈱
    事務所棟・工場・倉庫

    大正11(1922)年〜昭和10(1935)年。小樽運河の埋立て地に建設された製缶会社の工場・事務所・倉庫。艀荷役の最盛期の象徴的な建造物群。

申し込み方法

ホームページ申込フォームもしくは、チラシ裏面の申込用紙からお申込頂けます。
※申し込みは終了しました。

申込用紙

※申込用紙をダウンロードし、
FAXにて0134-33-4465に送信してください。

参加者用連絡フォームは、こちらからアクセスしていただけます。